キャラクター一覧

地中の暴走族 うさもぐらん

穴掘りが得意で普段は地中にいる。おなかがすくと地上に出てきて木の実を食べたりする。夜行性で昼に寝て夜に活動する。寝る時は背中だけ地上じ出す習性があり、人や動物に踏まれたりすることがある。おへそを押されると「メェー」と鳴いてしまう

つむじの妖精 ジン

いたずら好きな風を操る妖精。大きな羽で風に乗り、空を飛ぶことができる。何の役にも立たないが、空中でバレリーナのようにくるくる回れる(スピンできる)ことが自慢。好きなものはかるた。嫌いなものは雷で、雷が鳴ると木の根元で震えている。

怪力無頼漢 ポックル

デマバント山に棲みつく大型のモンスター。かわいい見た目とは正反対の暴力的な性質を持つ。鋭い爪と怪力は脅威。足が短く、動きがノロいことが弱点。結構自分で気にしているのだが、気づかれないようにポーカーフェイスに努めている。

岩鬼 ガチロック

「勇気の聖石」を守る中ボス。ゴツゴツした巨体からは想像しにくいが、なかなかの戦略家。デマバント山自体を自分の要塞とし、仕掛けを準備することで外敵からの攻撃を防いでいる。以前自分がやっつけた人間が語尾に「ごわす」と言っていたのを聞いてかっこいいと思ったので話し方をマネしている。

砂漠の盗賊団 グリンチ

砂漠を移動するのに適した四足歩行のモンスター。普段はお調子者だが、ちょっとしたことですぐにくよくよする気弱な一面を持つ。お肉はじっくり焼いて食べるタイプだが、おこげは健康によくないと考えており、食べない。時間は必ず守る。

四天王の使者 シャドシャド

四天王ヒュードラの部下。他人の影に潜むことができるので情報を扱う任務を得意とする。四天王ヒュードラは人の秘密やうわさ話を聞くことが大好きなので気に入られている。本当は人の影に潜むより、自分の足で歩く方が好き。趣味は日向ぼっこ。

盗賊団のボス ウギー

大きな体で本当は強いのだが、気は小さい。無理してはったりをかましているうちにあれよ、あれよと言う間に盗賊団のボスになってしまった。自分がボスをやっているのが恥ずかしく、顔を隠したいから覆面を被っているし、部下にも覆面を被るように指示している。最近アリを手のひらに乗せて遊ばせることにはまっている。

ピラミッドの守護神 ガルーダ

ピラミッドの守護神。その大きな羽をはばたかせる度に砂嵐が巻き起こるため、ピラミッドの場所を正確に知る者はいない。昔「空に浮かぶ月まで行ってみたい」と月に向かって飛び立ったことがあるが、息ができなくなって地上に落ちたことがある。自分の墓場まで持って行くべき恥ずかしいエピソードだと考えている。

砂漠の暴君 ロドリゲス

「知の聖石」を守る中ボスの1人。「暴君」の名の通り、何でも自分の思い通りにならないと気が済まない。自分以外の誰かが苦しんでいる所を見るとワクワクしてしまうドS。イライラしたら砂漠の砂を殴り、気持ちをスッとさせている。いつか自分が四天王になりたいと考えている野心家であるが、実はインドア派であまりピラミッドから出たくない。

魔法を操る偵察隊 さかもと

炎系の魔法が得意な魔法使い。身長が低いこともあって敵に見つかりにくいため、偵察隊に所属している。頭はいいが、ずる賢い性格で友達はいない。「性格の悪さが顔に出ている」とよく言われる。魔法だけでなくて実は剣術にも長けている。魔法使いだと思って安易に突っ込んでくる敵を杖に仕込んだ刃で切って落とすことにこの上ない喜びを感じている。

六本腕の偵察隊隊長 阿修羅

6本の腕による連続攻撃と口から吐き出す凍てつく息のコンボに絶対の自信を持っている偵察隊の隊長。偵察中、敵に見つかったとしても凍てつく息で静かに凍らせてしまえば周りにバレることはないから自分の能力は偵察隊にぴったりだと考えている。凍らせた敵が凍りの彫刻のように固まっている様子を眺めるのが大好きで。密かに詩的な作品名を付けて楽しんでいる。

疾風の剣士 スナイデル

モンマルトル寺院で「守の間」の師範代を勤めるハーフエルフの剣士。目にも止まらぬ動きと踊っているような美しい剣技は味方に信頼感と安心感を、敵に恐怖と絶望を与える。装備する大剣は魔法力を帯びており、刃からぼんやり白い光が放たれている。正体が謎に包まれているため、「疾風」という異名で敵から呼ばれている。

深淵の魔女 アリス

モンマルトル寺院で「破の間」の師範代を務める魔法使い。万物の理を修めており、超常現象を操る際の一切無駄のない所作と発動する魔法、そして外見の美しさは敵ですら息を飲むという。本来有限であるはずの魔法力の底を見たものはおらず、本当に人間なのか?とうわさされることもある。気さくな性格だが、瞳の奥に深い影を宿していることを知る者は少ない。

ラムダ・KZ-Xクロ

モンマルトル寺院で「離の間」の師範代を務めるロボット。自分で考え、自分で動く自律型のロボットで絶大なる戦闘力を持つ。永久機関である上に超高等性能である「セルフリペア」という自己修復能力を搭載している。自らの形態を変化させてあらゆる環境に適応できるため、特にサバイバル戦が得意。奥の手として強力な結界術を展開することも可能。

四天王 ヒュードラ

暗黒神官セムが誇るモンスター軍の最高戦力「四天王」のうちの1体。無敵の結界内にいる「極竜王 ラージャ」「暗黒神官セム」を解放しようとたくらむモンスター軍の総司令官。情報戦を重視しており、偵察隊や諜報活動に力を入れている。陰気な性格で人の秘密やうわさ話が大好き。本人は「仕事のため」だと思っているが、個人的な趣味であることは周りにバレている。

剣聖 ルーク

「力の聖石」を守っているということ以外はわからない、最も謎に包まれた人物。「剣聖」と呼ばれていることから卓越した剣士であることが推測されるが、誰も確たる情報を持っていない。

四天王筆頭 ナダリィ

最高戦力「四天王」の筆頭。「悪魔神官 セム」「極竜王 ラージャ」と共に無敵の結界内にいる。モンスター軍のNo.2であるセムの頭脳と実績は認めつつも、四天王筆頭としての自負があり、たまにセムから馬鹿にされた物言いをされることを忌々しく感じている。自分に破壊できないものはないと本気で考えている。

暗黒神官 セム

頭脳明晰で実質的にモンスター軍を指揮するモンスター軍のNo.2。獄竜王 ラージャの参謀を務める。暗黒魔法を操る悪魔神官で、特に時間を司る時魔法を得意としている。味方を将棋の駒のように扱い、冷徹な判断で勝利を重ねる様は人間だけでなく、味方のモンスターからも恐れられている。

獄竜王 ラージャ

その生誕の地に必ず災厄をもたらすとされる竜の王。人類との共存の余地を探ることすらできない、あまりの凶暴さゆえに生まれる起源や習性、能力など後世に残る情報が極度に乏しい。わかっているのは尽きることのない獰猛な食欲と破壊衝動を持っていること。そして食べた者の能力を自分のものにする特殊能力を持つという、人類にとって何の喜びにもつながらないことくらい。恐怖と畏怖の対象であり続けている。

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